シアバターの原産地

 

シアバターの原産地 ブルキナファソ

ブルキナファソについてシアファインのシアバターは西アフリカの”ブルキナファソ”が原産地です。

ブルキナファソはマリやガーナ、コートジボワールやニジェールなどに囲まれた内陸国で、
首都はワガドゥグーにあります。

2009年1月に在ブルキナファソ日本国大使館の開館以来、経済・文化面の両方で日本と盛んに交流が行われるようになりました。

統計情報

人口 1,693万人(2013年)
面積 274,200
首都 ワガドゥグー(Ouagadougou)
年齢構成 0-14歳: 45.4%
15-24歳: 20.1%
25-54歳: 29%
55-64歳: 3.1%
65歳以上: 2.5%(20014推計)
年齢の中央値: 17歳
人口増加率 3.05%(20014推計, 世界11位)
実質経済成長率 6.5%(20013推計, 世界29位)
ブルキナファソ在住日本人 126人(2013年10月現在)

【CIA World Fact Book、外務省ウェブサイトより】

 

ブルキナファソについて

ブルキナファソの名前の由来

flag「高潔な人々の国」という意味です。Burkinaはモレ語で高潔を、Fasoはジュラ語で先祖の土地を意味し、全体で「高潔な人々の国」という意味になります。

民族

child数え方にもよりますが計65民族の多民族国家です。全国民の40%以上を占めるモシの他、グルンシ、グルマンチェ、ボボ、ロビ、サモ、トゥアレグ、プルなどの人々が住んでいます。

公用語

公用語はフランス語ですが、日常的に現地の様々な言葉が使われています。オフィスや役所などではフランス語が使われていますが、人々が日常的に話す言葉としては、ワガ周辺ではモシ語、ボボ周辺ではジュラ語が共通語的に使用されています。地方によっては、グルマンチェ語やフルフルデ等がメインになります。ここにそれ以外の各民族の言葉がプラスされます。ややこしいですね。

気候

よくアフリカについて「雨季」と「乾季」の2つしか季節がないといいますが、実際はもっと激しく移り変わります。ア・ダンセが活動する西部では、6月から9月くらいが雨季で、毎日のように雷を伴った激しい雨が降り、湿度が非常に高いのですが、結構涼しく過ごしやすいです。10月くらいから少しずつ雨が減り、暑くなります。
しかし、12月になると空気は乾燥し、ぐっと気温が下がり、朝晩はとっても寒く感じられるようになります。その頃、サハラ砂漠の砂を大量に含むハルマッタンと呼ばれる強い貿易風が吹き始め、ひどいときにはすぐ前さえ見えなくなります。3月頃から徐々に暑くなり、4月から5月は酷暑の季節。北部の砂漠近くでは連日の様に45度を超え、トタンの軒下では60度になることもあります。

ブルキナファソのシアバター

未精製シアバターが流通しにくい理由

シアバターは多くの油分でできており、保存状態によっては酸化が進んでしまいます。
また、収穫時期や湿度の変化によって香りや色、成分も変化します。

そのため、化粧品を大量生産する場合には安定性と扱いやすさを考えて、精製シアバターを導入する企業がほとんどなのです。

ブルキナファソのシアバター

Shea butter and nuts in bowlブルキナファソのシアバターはその保存方法に特徴があります。

どうしても臭いの出てしまう焙煎による方法をとる他国とは違い、冷たい地下での保存のため臭いが出づらいのです。

そんなブルキナファソ産の未精製シアバターにオーガニックな自然由来成分を配合することで、すっと肌になじむシアバター化粧品としてお届けすることが可能となっています。

ブルキナファソの課題点

ブルキナファソは周辺地域に比べ紛争もなく平穏な国ですが、医療や教育、社会インフラなど整備されていない部分もあります。

貧困

一見、町では車やバイクが行き交い、市場はにぎわい、村はのんびりとした様子。そんなブルキナファソですが、人々と同じ目線で長く生活を送ってみると、いろいろ見えてくることがあります。
国連機関のひとつUNDPが出している人間開発指数で、ブルキナファソは全187か国中181位(2011年UNDP)と大変低い順位となっています。これは、各国の人々の生活状況を長寿、知識、生活水準の3つの分野について測ったもので、ブルキナファソは世界で最も貧しい国のひとつとされています。今、世界では「貧困」というのは単にお金がないということではなく、個人が幸せを追い求める手段を奪われている状態であると考えられています。つまり、ブルキナファソではいろんな意味で幸せを追い求めることをあきらめなければならない個人が多い、ということになります。
内陸国であることや気候の厳しさなど、様々な要因が複雑に絡み合っていて、解決が難しい問題です。しかし、環境問題や保健医療、教育など、生活に重要な問題は必ずといっていいほど貧困問題がからんでおり、その削減にむけて多くの取り組みが行われています。

HIV/AIDSやその他感染症

ブルキナファソで多く見られる感染症として、マラリア、脳髄膜炎、呼吸器や腸への感染などがあります。これらは、特に幼い子どもへの影響が大きく、毎年たくさんの子どもたちが亡くなっています。蚊帳の配布や安全な飲み水・トイレの整備、予防接種など、様々な予防対策が試みられていますが、なかなか難しいのが現状です。

青年期以降で重要な感染症としては、やはりHIV/AIDSです。
アフリカといえばどこでもHIV感染率が高いというイメージですが、西アフリカはアフリカ東部や南部などに比べると、比較的低い感染率です。それでもブルキナファソは高いほうで、国全体で1.6%(2007年UNAIDS)とされています。主要都市部に限ると4%前後であるため、対策を怠ると爆発的に拡がる恐れがあります。

砂漠化

最近、雨季が安定しないブルキナファソ。90%以上の人々が農業に従事しているので、多すぎたり少なすぎたりすると、その影響はとても大きくて大変です。2009年、隣国コートジボワールは少雨でコーヒー価格が値上がりするなどの影響があったのに対し、ブルキナファソの首都周辺では9月に半日で年間降雨量の4分の1に相当する約300mmの雨が降り、15万人が避難を余儀なくされるという事態になりました。
一方、サハラ砂漠の南に位置しているブルキナファソでは、気候変動や人口増加などのせいで、国内北部や中部で砂漠化が進んでいます。そのような地方から移動する「気候難民」と呼ばれる人々が緑や水が豊かな南部や西部に流入しています。それに加えて、2002年に隣国コートジボワールで起こった政治危機によって、たくさんのブルキナファソ人が故国に帰り、南部や西部に定住しはじめました。こういった人の流入や気候変動の影響などによって、南部・西部の豊かだった森林がどんどん消えていっています。そこで、現在、ブルキナファソ政府とJICA(国際協力機構)が協力して、森林管理プロジェクトに取り組んでいます。プロジェクトでは、4つの指定林周辺24村の住民森林管理グループと環境省の森林官が協力して森林を管理しゆけるよう支援しています。特に「非木材林産物」と呼ばれる木を切らずに収穫できるもの(実や葉っぱ、樹脂など)による収入向上に力を入れています。そのうちのひとつがシアバターでした

識字率・就学率

ブルキナファソの識字率は世界でも最下位に近く(下から4番目)28.7%(男性36.7%、女性21.6%、2007年UNDP)です。つまり、文字を読んだり書いたりできるのは、3人に1人もいない計算になりますが、農村部だけに限れば20人に1人以下という村も少なくありません。小学校に入学する子どもの割合は上昇中ですが32.8%(2007年UNDP)しかない上、たくさんの子どもが途中で退学します。シアバター生産に関わることについて言えば、たとえばグループ内で誰も字を書いたり計算ができなかったりすると、記録を残すことができない、輸出や分析などの手続きに問題が起こる、ということになります。これは、しっかりとものを作り、販売していく上で、大きな障壁となります。他にも、説明文を読み、知識や情報を手に入れることができないという意味でも、読み書きは大変重要だといえます。
また、学校教育を全く受けないということで、抽象的なことを考えるときやロジックを組み立てるときなどに、教育を受けた人々と違うものとなったりすることがあります。たとえば、お母さんの教育レベルが高いと子どもが健康である傾向があることがわかっています。これは、知識や情報へのアクセスはもちろん、家族の健康を守るための方法をよりよく考えることができるからかもしれません。また、学校では科学的知識を教えることが多いのですが、それはつまり、世界で共通の「記号」や推測する方法、因果関係の考え方などを学ぶことでもあります。伝統的な考え方やものの見方もとても大切ですが、世界の人々と生きていくためには、やはり「教育」で得られるものを身に着けることも大切なわけです。

乳幼児死亡率と妊産婦死亡率

ブルキナファソは世界で7番目に5歳未満の乳幼児が亡くなっている国です。1000人生まれた赤ちゃんのうち191人(2008年UNICEF)が5歳を迎える前に亡くなります。約5人に1人です。
また、亡くなる妊産婦さんも多く、10万人あたり700人(ちなみに日本は6人、2008年UNICEF)です。5歳未満の子どもの場合の死亡理由は、出産前後では母親の出産状態が悪かったり、適切な介助が得られなかったりすること、そして、赤ちゃんの栄養状態が悪く基礎体力がないために、マラリアや下痢などであっけなく亡くなってしまう、ということによります。妊産婦さんが亡くなるのは、妊娠と出産に伴う合併症(多量出血、感染症、危険な中絶、難産など)やマラリアやエイズなどの悪化が主な原因となりますが、栄養不良やビタミン等の欠乏も妊産婦さんの出産状態を悪くすることに繋がっています。

シアファインの取り組み

シアファインの化粧品で使われているシアバターは全てブルキナファソで生産されたものです。

感謝と敬意を込めて、教育・医療保健衛生分野への支援活動のために、
認定NPO法人日本ブルキナファソ友好協会(JBFA)を通じて売り上げの一部を寄付してまいります。

当社はブルキナファソへの支援活動に貢献しています
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